第27回 日本プロ音楽録音賞 開催見送りについて
令和2年7月6日
日本プロ音楽録音賞運営委員会
運営委員長 内沼 映二
拝啓
平素は日本プロ音楽録音賞の運営にご協力を賜り誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症拡大により様々な影響を受けている皆様におかれましては、謹んでお見舞い申し上げます。
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言も解除となりましたが、社会生活そして音楽業界への多大なる影響は今でも続いております。
例年12月の授賞式に向けて、9月からの作品応募そして作品の審査を進めている日本プロ音楽録音賞ですが、新譜リリースや番組放送の延期の問題や、第2波・第3波を起こさないための予防対策を講じながらの審査を含めた実施運営が困難と判断し、誠に残念ながら今年度の開催見送りを決定いたしました。
【開催見送りとしたポイント】
・対象応募作品への影響(新譜リリースや新番組放送の延期)
・審査運営および会場となるスタジオ等施設が影響を受けている状況での協力要請が困難
・審査時における3密への懸念(長時間の閉鎖空間における審査、リスニングポイント)
・授賞式開催となる12月頃の第2・3波への懸念(授賞式、パーティーでの3密)
今年度につきましては開催見送りという判断となりましたが、様々な音楽業界を取り巻く状況の変化の中、音楽の復興におけるプロ録の役割など、新しい日本プロ音楽録音賞を見据えた準備期間として捉え、来年に向けての検討を進めて参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
敬具
※次回開催における応募対象作品については、今年度の対象作品も考慮する予定です。