ラウドネス勉強会「音創りとラウドネスレベル調整との関係」を開催しました。

2019年7月2日に東放学園音響専門学校 渋谷校舎にて、ラウドネス勉強会「音創りとラウドネスレベル調整との関係」を開催しました。
CD制作の為に少しでも音量感を上げる工夫や、楽曲によっては派手な音創りを目指しマスター音源を作成している現状ですが、TV放送及びストリーミング配信等で再生される際には、ラウドネスレベルK特性-24(LKFS)により、音量感は大きく変化します。
この勉強会では、音創りをする際の ①周波数帯域 ②ダイナミックレンジなどが、どのようにラウドネスレベルに関係してくるのか、具体的な話に加えて音源試聴を行ないました。
音楽の聴き方もパッケージ、ダウンロードだけではなく、ストリーミング配信へと移行している中で、ラウドネスレベルを無視出来ない状況であることを認識できる勉強会となりました。

◆「音創りとラウドネスレベル調整との関係」
①「ポストプロダクションエンジニアによるレベル調整に関する考え方の実際と留意点等」
  講師:村越 宏之氏/ (株) IMAGICA Lab
                                           エンターテイメント事業本部 映像制作部 リンクスグループサウンドスーパーバイザー
  オブザーバー:末次 亮介氏 / (株)サウンド・シティ 
                                                           ポストプロダクション事業部 MA課 課長
②「 ストリーミング配信における音量調整の現状」
  講師:池上 卓也氏 / (株)USEN 
                                            コンテンツプロデュース統括部 編成部 サウンドデザイン課 
③「レベル調整の考え方と実際(K特性による音量変化)」
 講師:山口 哲氏 / (株)メディア・インテグレーション
                                       MI事業部 General Manager

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